12月17日の中山9R・ひいらぎ賞(2歳1勝クラス、芝1600メートル=9頭立て)は、2番人気のシックスペンス(牡、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)が、完勝でデビュー2連勝を飾った。勝ち時計は1分35秒5(良)。
きっちりとスタートを決め、すんなりと好位2番手へ。道中はリズム良く運び、絶好の手応えで直線を向くと、そのまま後続を寄せつけずに押し切った。
石川裕紀人騎手は「テン乗りでしたが、いい馬に乗せていただきました。操縦性もすごくいいですし、2戦目でしたが馬が競馬をよく分かっている。上を目指せる器だと思います」と、素質の高さにうなった。国枝調教師は「距離は2000メートルくらいなら大丈夫」と、さらなる飛躍を期待した。