12月17日の中山11R・ディセンバーS・リステッド(芝1800メートル=13頭立て)は、6番人気のロングラン(セン5歳、美浦・和田勇介厩舎、父ヴィクトワールピサ)が直線で大外から一気に差し切り、リステッド初勝利を飾った。勝ち時計は1分47秒8(良)。
道中は後方2番手でじっくり脚を温存。3角から徐々に加速し、直線で大外に持ち出されると、パワフルな末脚で坂を駆け上がり、先に抜け出したコスタボニータをゴール前で首差捕らえた。
丹内祐次騎手は「前半はじっくり構えていきました。こういういい馬場でも、いい脚を使ってくれた。馬が大人になっているし、これからも楽しみ」と語った。