◆第18回阪神C・G2(12月23日、阪神競馬場・芝1400メートル)
阪神コースでウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)の反撃に期待したい。前走は外枠(18頭中16番枠)で壁をつくれず、脚をためることができなかった。それでも終始、外を回りながら0秒4差の5着なら、悲観する必要はない。
追い切りは目立つタイプではないが、美浦・Wコースの1週前追い切りは、しまいまでしっかり追われ、パワフルな動きが目を引いた。深山調教師は「気合も入っていて順調です。京都の下り坂で加速できなかったので、見直したい」と手応え十分。昨年のスプリンターズSで2着になった実力馬が、初めての阪神で本領を発揮してくれるはずだ。(松井 中央)