船橋競馬場で19日、2歳新馬戦が2鞍行われ、3R(ダート1000メートル、7頭立て)は、ゴールデンステート(牡、父カリフォルニアクローム、船橋・佐藤裕太厩舎)が直線での接戦を制し、初陣を飾った。勝ちタイムは1分3秒3(馬場・良)。
緑色に、黄色ののこぎり歯形模様、黒袖―。JRAでもおなじみの勝負服が船橋コースで1着ゴールを果たした。馬主は、タイトルホルダーを所有する山田弘氏。現地に応援に駆けつけたオーナーは、「船橋の新馬戦を勝ったのは初めて。(タイトルホルダーの有馬記念に向け)上昇気流に乗りたいですね」と満面の笑み。手綱を執った山中悠希騎手(29)=千葉県騎手会=は「すごくおとなしい。緩さが解消して、気性がピリッとしてくれば、さらに良くなると思う。距離は延びた方がいい」と今後へ期待を寄せていた。