【池添謙一のKen to 1】2023年はスルーセブンシーズと最高の締めくくりを

池添とのコンビで父子制覇に挑むスルーセブンシーズ
池添とのコンビで父子制覇に挑むスルーセブンシーズ
池添謙一
池添謙一

 有馬記念はスルーセブンシーズと戦います。ドリームジャーニーで初めて勝たせてもらってから14年。その娘で5度目のVに挑みます。初めてコンビを組んだ宝塚記念がイクイノックスに首差の2着。凱旋門賞でも4着と健闘し、5歳になっての充実は目覚ましいものがあります。すごいメンバーがそろいましたが、十分勝負になる馬です。

 帰国初戦に向けて体調面の心配はなさそうです。今年の凱旋門賞は、ここ数年と異なりきれいな馬場での開催。おかげでレース後のダメージは小さかったようで、尾関調教師は「状態はいい」と自信を持っていました。

 木曜の公開枠順抽選会で引いたのが15番枠。外枠が不利なレースだけに厳しいと感じますが、スムーズにエスコートして少し展開が向いてくれれば、絶対に克服してくれると信じています。ドリームジャーニー産駒は現役で走っている馬が少なくなり、G1父子制覇が狙える最後のチャンスになるかもしれません。

 週明けに背中に入っているプレートなどを取り除く手術を受けるため、年内の騎乗は今日がラスト。笑って締めくくれるよう、最高の結果を出すことだけに集中します。(JRA騎手)

 【中山】

11R スルーセブンシーズ A

12R スウィートプロミス C(本紙評価)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル