【有馬記念】大井所属の御神本訓史騎手がGP予想参戦!本命は今年のダービー馬タスティエーラに決めた

タスティエーラ
タスティエーラ
御神本訓史騎手
御神本訓史騎手

◆第64回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)

 南関東でしのぎを削る名ジョッキーが、有馬記念予想に登場だ! ミックファイアで南関東3冠を達成した御神本訓史騎手(42)が特別参戦。タスティエーラをV最有力とみた。

 南関東の大井競馬に所属している御神本です。年末に向け、大きなレースが続きますね。僕は無敗の6連勝で南関東3冠を達成したミックファイアと、東京大賞典・G1(29日、大井)に挑みます。春をともに戦ったミックファイアには感謝しかありません。いままで、ダービーと名のつくものを勝ったことのない自分が、こんな大きな記録を達成できるなんて! ウイニングランで「本当にありがとう」と、馬にお礼をいいました。

 秋初戦のダービーグランプリ(盛岡)は長距離輸送がこたえたのか、思ったように2着以下を離せませんでしたが、それでも連勝を7に伸ばしたのが能力の高い証しです。東京大賞典は初の年長馬相手で、そう簡単ではないでしょう。でも、短期間で3冠を達成する能力、スタートが良く、先行力とスピードがあります。来年に向けていい経験になってくれればと思います。

 さて、その前にきょうは有馬記念。気になるのは、3世代のダービー馬対決です。今年のダービー馬、タスティエーラは前走の菊花賞は2着でしたが、スローで巧みな先行策に持ち込んだ勝ち馬にうまくやられましたね。ただ、この馬自身の直線の伸びは素晴らしかった。成長途上の3歳馬。上積みに期待しています。

 昨年のダービー馬、ドウデュースの前走はジャパンC。あの時のイクイノックスの強さを考えれば、4着にきたのはさすがです。この時の上位2頭不在で、一緒にダービーを制した武豊騎手とのコンビ復活。楽しみです。

 ソールオリエンスも、伸びしろが期待できる3歳馬。乗り替わりですが、あの川田騎手ですからね。馬自身も安定した結果を出していますし、油断できない相手だと思います。(大井競馬所属騎手)

 【御神本訓史騎手の印】

◎(13)タスティエーラ

○(5)ドウデュース

▲(1)ソールオリエンス

★(16)スターズオンアース

△(4)タイトルホルダー

△(10)ジャスティンパレス

△(15)スルーセブンシーズ

 ◆御神本 訓史(みかもと・のりふみ)1981年8月25日生まれ。42歳。99年4月10日、益田競馬場で父の御神本修厩舎から騎手デビュー。同競馬場の休止にともない、2002年、大井に移籍した。地方競馬通算1万6024戦2749勝。重賞83勝。今年、ミックファイアで南関東3冠を達成した。

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