12月24日の阪神6R・2歳新馬戦(芝1600メートル=18頭立て)は、4番人気のスマートスピア(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎、父キズナ)が、直線で抜け出して初陣を飾った。勝ち時計は1分36秒1(良)。
鮮やかなイン強襲だった。直線の半ばで外から勢いよく伸びるホットサマーナイトの内から、スマートスピアは鋭い伸びで抜け出した。荻野極騎手は「当日の雰囲気はおとなしく、行儀よく過ごせていました。レースも前半から最後まで、いい走りをしてくれました」と会心の勝利に表情を緩めた。
なお、同馬は今年のセントウルS・G2で3着になり、昨年の淀短距離S・リステッドを制したスマートクラ―ジュの半弟にあたる。