12月24日の中山6R・2歳新馬戦(芝1600メートル=13頭立て、2頭が競走除外)は、単勝1・5倍の断然1番人気に支持されたチザルピーノ(牡、美浦・堀宣行厩舎、父ドレフォン)が、最後の直線で力強く抜け出してデビューVを飾った。勝ちタイムは1分36秒6(良)。
スタートを決め、道中は前のポジションに。4コーナー手前からうながしながらスピードに乗ると、最後の直線では粘るクーリッジテソーロ(菅原明良騎手)を振り切り、3/4馬身差をつけてゴールインした。
ライアン・ムーア騎手は「いいスタートを切ってくれた。道中は若さを見せていたが、それでも能力で勝つことができた。経験を積んで成長があるタイプだと思う」と期待していた。