ドウデュース、有馬記念Vから一夜明けもカイバをペロリ 陣営「本当にタフです」

有馬記念から一夜明け、馬房で元気な姿を見せたドウデュース(カメラ・水納 愛美)
有馬記念から一夜明け、馬房で元気な姿を見せたドウデュース(カメラ・水納 愛美)

 有馬記念を制したドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は、レースから一夜明けた12月25日、馬房で元気いっぱいの姿を見せた。栗東トレセンには午前1時半頃に到着。秋3戦を戦い抜いた疲れをみじんも見せず、カイバもペロリ。担当の前川助手は「競馬が終わってもすぐ全部食べちゃって。口取りのときには息が入っていて、先生と笑っていました。本当にタフです」と目を細めた。

 ドウデュースは今年3月にドバイ・ターフを出走取消となり、主戦の武豊騎手は負傷のため天皇賞・秋、ジャパンCと騎乗できず。人馬ともに苦労を乗り越えてつかんだ勝利だった。前川助手は「本当にうれしかったです。今年はしんどいことも多かったので、お互い良かったですね」と喜びを語った。来年はドバイ遠征や凱旋門賞への再挑戦も視野に入れられており、同助手は「行けと言われればどこでも行きます」と力を込めていた。

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