◆第62回京都金杯・G3(1月6日、京都・芝1600メートル)
アルナシーム(牡5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)が、カシオペアSからの連勝で重賞初Vを狙う。橋口調教師は「帰厩してから活気があって、状態はいいです」と胸を張った。
以前は折り合いに課題があり、東京スポーツ杯2歳Sでは、向こう正面から暴走する場面もあった。それでも朝日杯FS4着と素質は確か。着実に歩みを進めながら、オープン勝ちまで登り詰めた。指揮官は「もう引っかかることはまずないです。2歳時と比べるとまず体が違うし、精神的にも大人になりました」と目を細める。
前走から距離は1ハロン短縮されるが、同じ京都。指揮官は「直線が平坦な京都は合っています。今、本当に充実しているなと思います」と手応え十分だ。