【中山11R・カーバンクルS】◎モリノドリームは未勝利突破に8戦を要したが、芝1200メートルに投入されて本領を発揮。未勝利、1勝クラスを楽勝。2勝クラス初戦こそ2着もその後は再び連勝して初勝利からわずか4戦でオープン入りした。
重賞初挑戦となった前走のセントウルSは11着。強い勝ち馬を2番手で追いかける厳しい競馬となったが、初めて一線級と走った経験は間違いなく今回に生きてくる。
前走後は放牧に出て、このレースを目標に入念に乗り込まれた。昨年末の美浦・Wコースでラスト1ハロン11秒6。年明け3日も11秒7を馬なりでマークと、相変わらずしまいの伸び脚は目立った。力を出せる態勢にあり、重賞再挑戦に向けてしっかり賞金を加算する。
シナモンスティックはハイレベルだったキーンランドCで0秒2差の2着と健闘。4か月半ぶりでも仕上がりに不安はなく、先行力が生かせる内枠は好材料。相手筆頭の評価だ。サンライズオネストは2年前の覇者で、前走は4着とはいえ0秒1差。当舞台を得意にしており、ロスなく運べばチャンスはある。