【JRA賞】最優秀障害馬はマイネルグロン 青木調教師「お世話になった方に大きな勲章でお返しできた」

中山大障害で飛越するマイネルグロン
中山大障害で飛越するマイネルグロン

 JRAは1月9日、2023年度のJRA賞を発表した。最優秀障害馬には、4連勝で中山大障害・JG1を制したマイネルグロン(牡5歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)が選ばれた(年齢は2023年時点の表記)。投票総数297票のうち279票を獲得した。

 2023年は4戦4勝。12月の中山大障害では2着に10馬身差をつける圧勝劇を披露し、障害界のニュースターとなった。

 青木孝文調教師「まずシンプルにうれしいです。本当に光栄です。中山大障害を無事にゴールしてくれて、G1を勝っただけでは最優秀障害馬のタイトルを取れないとは思っていたので、大障害を含めたそれまでのレースでの走りも評価していただけたのかと思います。素直に喜びたいですね。生産、育成をした牧場のみなさん、馬主さん、多くの方に支えられてここまできて、お世話になった方に大きな勲章でお返しできたのは良かったと思います。

 前走後は体も脚元も全くと言っていいほど問題はありません。疲労感も過酷なレースを走ったとは思えないほどでした。馬は5日に放牧へ出ています。春の最大目標は中山グランドジャンプ(4月13日、中山)になると思うので、そこから逆算して調整をしていきたいと思っています」

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