◆第71回日経新春杯・G2(1月14日、京都競馬場・芝2400メートル)追い切り=1月11日、栗東トレセン
菊花賞5着だったサヴォーナ(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が、今年初戦を迎える。この日は坂路を単走で51秒8―12秒2。馬場の荒れ始めた時間帯だったが、力強い脚取りで駆け上がった。「長距離で期待している馬。しっかり結果を出して次のステップに進みたい」と、池添謙一騎手=栗東・フリー=は言葉に力を込めた。
今週から実戦復帰する鞍上にも力が入る。22年11月に落馬し、腰椎破裂骨折。23年2月に復帰したが、プレートとボルトが入っていたため有馬ウィーク終了後に抜釘(ばってい)手術を受けた。「体がスッキリしましたね。ようやく完治しました」と笑み。重賞初制覇で“初笑い”といきたいところだ。