1月13日の中山9R・菜の花賞(3歳1勝クラス、芝1600メートル=12頭立て)は、2番人気のミラビリスマジック(牝、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)が直線で鮮やかに抜け出し、デビュー2連勝を飾った。勝ち時計は1分33秒4(良)。
道中は好位の後ろで脚を温存。直線で空いた内から脚を伸ばし、やや狭くなる場面もあったが、外に切り替えるともうひと伸びして差し切った。
母ソーマジックは08年の桜花賞3着。また半兄ソーヴァリアントは21、22年のチャレンジCを連覇するなど、近親に活躍馬が揃う良血馬だ。
田辺裕信騎手は「直線で狭くなるところがあったけど、ひるまず盛り返してくれた。体はきゃしゃだけど身のこなしがいい。メンタルも強いし楽しみ」と評価した。