◆第41回東海S・G2(1月21日、京都競馬場・ダート1800メートル)追い切り=1月17日、栗東トレセン
勝てば芝、ダート両重賞Vとなるヴィクティファルス(セン6歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が坂路を単走で52秒3―12秒1のタイムで駆けた。騎乗した池添調教師は「54秒ぐらいのイメージでしたが、ケンカせず(手綱を)抱えたままですからね。右にもたれる面があり手前は替えませんでしたが、仕掛ければ替えていたと思いますし、競馬ではリングハミなので。仕上がりは問題ありません」と胸を張った。
初ダートだった前走の太秦S(1着)はスタートでつまづいたが、砂をかぶってもひるまず、勝負どころから鋭い反応で進出。早めに抜け出して押し切った。トレーナーも「体調がすごく良く、試すなら今と思って使いましたが、想像以上にダート適性がありました。前走後は無理せずリフレッシュさせて、ここを目標に。前走以上のパフォーマンスを期待していますし、スピードもあるので結果が出ればフェブラリーS(・G1、2月18日、東京)に行きたいですね」と期待した。