色々な試金石(栗東)

ミカエルパシャ
ミカエルパシャ

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今年は阪神競馬場の改修工事などもあり、出張が増えそうな予感がします。昨年1年間は内勤中心でほぼなかったのですが、今年から(栗東以外の)出張も復活。そこで驚いたのは、噂では聞いていたのですが、宿泊料の高騰です。どこもそうでしょうが、当然上限額が決められているんですが、その中で収めようと思ったら、えらい条件の部屋が見つかったりします。

 ちなみに昨年末。実は紙面編集のため、東京本社で仕事をさせてもらったのですが、有馬記念直前だったうえ、クリスマスとかぶるという大変な時期。宿がほとんどないんです。ドミトリータイプやカプセルで1万円をはるかに超える値段とか信じられない…。何とかギリギリで上限以内に収まるホテル(タクシーでかなり時間はかかりましたが)を確保したものの、こんなに大変とは。そして、今は3月の中京出張の宿を必死に探しています。皆さん、ご準備はお早めに。

 ということで、そろそろ本題へ。明日は京都4Rの3歳1勝クラスが、なかなか粒ぞろいといった印象を受けます。須貝厩舎はオコタンペ(牡、父ニューイヤーズデイ)エコロエイト(牡、父Take Charge Indy)の2頭出し。「道中で慌てない方がいい。しまいを生かすような競馬でどこまで迫れるか」と須貝調教師は差す競馬をイメージしていました。

 音無厩舎のダノンスウィッチ(牡、父American Pharoah)は陣営の多くの方が「前走は距離だった」と敗因を分析します。調教に乗った和田竜騎手も「ピッチ走法ですからね」と指摘。気性面が幼く、当日の気配がカギですが、和田竜Jは「今週は落ち着いて走れていました」とのこと。適距離で決め脚を生かしてほしいところです。

 続く5Rの新馬はその音無厩舎にいたアリストテレスの全弟になるコンフェルマ(牡、父エピファネイア、母ブルーダイアモンド)でしょうか。実に丹念に乗り込まれています。「上も上ですから、血統的に楽しみにしている馬。今週も動けていたし、追ってからもしっかりと反応しています」と寺島調教師も仕上がりに自信を持っているようです。しかし、ワタクシのPOGってグレースアドマイヤの母系と、ずーーっとお付き合いしているような気がするなぁ。

 そして、9Rの若駒Sです。まずは橋口厩舎のミカエルパシャ(牡、父エピファネイア)。昨年7月のデビューVから一戦、一戦しっかりと間隔を空け、大事に育てられている印象を受けます。「今週は53秒台の予定でしたが、(51秒台は)手前を変えさせようとした時にスイッチが入ったようです。馬は元気ですよ。距離は2000メートルの方がいいと思います」と橋口調教師。今回はリングバミにも換え、勝負気配の漂う一戦になります。

 音無厩舎のサンライズジパング(牡、父キズナ)は賞金が890万。JBC2歳優駿の2着ということで、900万にわずかに届かない微妙な賞金に苦しんでいる。先日のブルーバードCも考えましたが、補欠の1番手。ホープフルSでは不利を受けての3着でしたからね。今回は武豊Jとのコンビ復活。今週の栗東・坂路では自己ベストをマークしました。「馬なりだったのに、時計が出過ぎた。それぐらい元気があるということだろう」と音無調教師は納得の表情を浮かべていました。ホープフルSも「スムーズなら…」と結構悔やんでいましたし、二刀流と言いつつも、やはり芝でダービーを目指したいんじゃないかな、という印象。音無調教師、ラストクラシックですからね。

 須貝厩舎のブエナオンダ(牡、父リオンディーズ)は新馬V以来の実戦となります。「川田騎手も素質を感じてくれているけど、まだ今じゃないという感じ。じっくり寝かせて、ここまで成長を促しました。初戦で瞬発力は見せてくれたし、素質はあります」。そう説明する須貝調教師は背中のバランスの良さというのを強調点に挙げていますね。まだ、成長過程にあるとはいえ、「このあたりでもう1勝しておかないと」と勝負気配の漂う一戦です。

 あとは友道厩舎の3億円ホース、ストーンズ(牡、父ドゥラメンテ)ですかね。この馬、中間の取材で驚いたのが、デビュー戦はゲート内で落鉄しながらも勝っていたという点。しかも、集中力を欠きながらの走りだったようで、見た目には辛勝でしたが、相手が来れば来るほど伸びる、というイメージでしょうか。「使って前向きさも出ているし、現状は切れるタイプでもないので前、前につけたいですね」とトレーナー。マカヒキの勝った思い出深い一戦に挑みます。

 ということで、ネット限定「厳選馬」はちょっとひねります。

小倉9R・3ロードフロンティア(杉山晴調教師の「一戦ごとに良くなっています」という言葉通り、レース内容が良化。ここは1、2との馬連2点で)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

京都1R・14サイレントミニスタ(「前走は時計的にも優秀だった」と杉山佳調教師)

京都8R・7メイショウキッド(差し馬だが、道悪を得意としている)

中山10R・4グランドライン(前走は前が窮屈で競馬にならず)

小倉12R・11トーホウジュナール(この馬には好枠。外差し一気)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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