◆第29回シルクロードS・G3(1月28日、京都・芝1200メートル)
昨年5月の橘S以来、白星から遠ざかっているルガル(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ)だが、昨秋もスワンS(4着)、京阪杯(2着)と、レベルの高い古馬を相手に、確実に上位争いを続けており、今年のスプリント路線の中心的存在であることは間違いない。
その橘S(京都・芝1400メートル)では不良馬場のなか、2着に5馬身差をつけた。続く葵S(京都・芝1200メートル)では、上がり3ハロン32秒7の切れ味を発揮して2着と、馬場コンディションを問わない強みがある。天候によって、求められるパフォーマンスが変化する現在の京都・芝コース。頼りになる軸馬と言えそうだ。(吉田 哲也)