【東京11R・白富士ステークス】◎バトルボーンから入る。前走の七夕賞・G3は押し出される形の逃げで後続の目標になったのが響いた4着も首、首差の2着ククナは今年の中山金杯で2着。首差の3着ホウオウエミーズは昨年の福島記念V。重賞初挑戦でのちに重賞で活躍する馬と互角に走れている点は高く評価できる。
6か月半ぶりの今年初戦となるが、昨年末から丹念に乗り込まれており、前回も7か月半ぶりと久々でも力を出せるタイプ。走りがよりスムーズな左回りに替わるのはプラスで実際、当舞台は〈2〉《1》《1》着と相性抜群。4連勝の内容からも、まだまだ上を目指せる好素材。リステッドなら負けられない。
ロードデルレイは5戦4勝で唯一、土がついた神戸新聞杯も0秒1差。今回と同じ舞台の前走は直線で仕掛けを待つ余裕があり、完勝と言える内容だった。こちらもまだ底を見せておらず、相手筆頭の評価だ。シルトホルンの前走(福島記念6着)は勝負どころで包まれて追い出しが遅れたのが痛かった。得意の東京に戻ってスムーズなら巻き返す余地十分。