1月28日の東京5R・3歳新馬戦(芝1800メートル、16頭立て)は、5番人気のマルコタージュ(牝、美浦・小島茂之厩舎、父ドゥラメンテ)がゴール前の競り合いを制し、初陣を飾った。勝ち時計は1分50秒1(良)。
道中は外めの好位から追走し、リズム良く直線に向くと3番人気のルージュランブル(2着)との一騎打ち。一度は前に出られたが、ゴール前でもうひと伸びし、鼻差退けた。杉原誠人騎手は「頑張ってくれました。テンションが上がりやすいところがありますが、(調教で)3週続けて乗り特徴をつかんでいました。競馬ではリラックスして走ってくれたし、スタートも思ったより速く出てくれて、いい位置をとれました。最後に盛り返してくれて、馬の力に助けられました。これからもっと良くなります」と手応えをつかんでいた。
母プロヴィナージュは2008年の秋華賞で16番人気ながら3着と好走。兄5頭がJRAでデビューしているが、きょうだいで初めての新馬勝ちとなった。