◆第64回きさらぎ賞・G3(2月4日、京都競馬場・芝1800メートル)=1月31日、栗東トレセン
2連勝での重賞初Vを狙うビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)はCWコースでプウスカンドゥール(4歳1勝クラス)と併せ馬。2馬身ほど追走し、6ハロン86秒4―11秒6とラストは力強く脚を伸ばして併入した。「先週、ピーヒュレク騎手に乗ってもらってしっかりやったので、今週は負荷をかけるというよりは調整程度。最後まで集中して走れていた」と坂口調教師もうなずいた。
後方から運んだ新馬戦では、ラスト33秒9の決め手を繰り出し3馬身差の快勝。脚質的にも阪神内回りから、京都外回りと直線が長くなるコース替わりは歓迎だ。「しまいのいい馬なので、それを生かしたい。重賞でも素質は十分通用する」と力を込めた。