2月11日の東京5R・3歳未勝利(芝1800メートル=16頭立て)は、単勝1・9倍で1番人気のバロネッサ(牝3歳、美浦・田中博康厩舎、父ロードカナロア)が、デビュー3戦目で待望の初勝利を挙げた。2016年の菊花賞、有馬記念を制したサトノダイヤモンドが伯父おり、半兄ドゥラエレーデは2022年のホープフルSの覇者という良血馬。勝ち時計は1分46秒2(良)。
バロネッサは好スタートを決め、内からハナを主張したマグナレガリアを見る形で道中は2番手をキープ。直線では楽な手応えで先頭に立つと、そのまま後続を寄せつけずに押し切った。
初コンビのクリストフ・ルメール騎手は「2番手で、ちょうどいい競馬ができた。長く脚を使ってくれて能力はあります。2000メートルまでは大丈夫」と振り返った。