【小倉大賞典・坂本の特注馬】前走大敗は力負けではないエピファニー リズム重視の待機策で変わり身期待

エピファニー
エピファニー

◆第58回小倉大賞典・G3(2月18日、小倉競馬場・芝1800メートル)

 前走の中山金杯で11着に大敗したエピファニー(牡5歳、美浦・宮田敬介厩舎、父エピファネイア)だが、決して力負けではない。内の4番枠から馬群でもまれる形になり、乗り難しい面が出てしまって直線で伸びを欠いた。宮田調教師も「あまり抑えずに1コーナーに入っていったら、抑えが利かなかった」と敗因を振り返っている。

 そこで今回は馬のリズムを重視した戦法で巻き返しを期すようだ。宮田師は「小倉なら後ろから行ってもいいかなと思っています。結構、差しが利きますからね。少しソロッと出して、リズム良くいければ、一発やれる力は全然ある」と待機策を示唆。力を要する荒れた馬場さえこなせば、重賞初制覇のチャンスだ。(坂本 達洋)

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