◆第41回フェブラリーS・G1(2月18日、東京競馬場・ダート1600メートル)
ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)がダートG1・3度目の挑戦で初制覇を狙う。ダートで未勝利を勝ち上がりながら、2歳暮れのホープフルSで芝G1を制覇した。
昨年の日本ダービー(競走中止)、宝塚記念(10着)にも参戦したが昨秋は再度、ダート路線へ。「芝の瞬発力勝負では厳しい。パワーもあるし、(ダート)適性は高いと思っている」の池添調教師の見立て通り、チャンピオンズC、東京大賞典ともに3着と結果を出している。
芝、ダートを通じて今回が初のマイル戦。だが、芝からのスタートなら、芝でも先行していたスピードを生かしてスムーズに流れに乗れるはず。東京の長い直線も、持ち前の持久力を生かすには絶好の舞台だ。(戸田 和彦)