◆第59回京都牝馬S・G3(2月17日、京都・芝1400メートル、良)
4年ぶりに京都で行われたG3に18頭が出走し、武豊騎手が騎乗した2番人気のソーダズリング(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ハーツクライ)が、直線で力強く伸びて重賞初勝利を飾った。武豊騎手は今年の重賞初勝利で、これでデビューした1987年から38年連続の重賞勝利となった。勝ち時計は、1分20秒3。
2着は1番人気のナムラクレア(浜中俊騎手)、3着に16番人気のコムストックロード(バウルジャン・ムルザバエフ騎手)が続いた。
松山弘平騎手(ロータスランド=6着)「力のある馬で最後によく来てくれていますが、大外枠でしんどかった」
津村明秀騎手(テンハッピーローズ=7着)「いい脚で来てくれました。久々のぶん、緩さの残る返し馬でしたが1回使って良くなると思います。次が楽しみです」
団野大成騎手(モズゴールドバレル=8着)「レース自体はスムーズでしたが、(10キロ減と)体が減って調教の良さが見られなかった。立て直してですね」
リチャード・キングスコート騎手(プレシャージュリフト=11着)「少しスタートの出が悪かった。速いペースではなく、手応えはあったけど、追い出すとワンペース。1600メートルの方が合うのでは」
田口貫太騎手(モズメイメイ=12着)「いいスタートが切れて、楽にハナに行けました。ラスト1ハロン手前まで、我慢して頑張ってくれたと思います」
オレリアン・ルメートル騎手(ムーンプローブ=13着)「中団から折り合いもよく、しまいも脚を使っているけど、周りのレベルが高くて、最後は苦しくなりました」
川須栄彦騎手(ボンボヤージ=14着)「いいところを取れて、リズム良く運べました。馬場のいいところを通れましたし、よく頑張っているのですが…」
ミルコ・デムーロ騎手(アルーリングウェイ=15着)「内枠(2番)があまり良くなかった。スタートして他の馬に来られて後ろからに。コーナーは上手に回ったけど、馬場に脚を取られてしまった」
和田竜二騎手(ジューンオレンジ=16着)「道中で(ハミを)かみましたね。最後は余力をなくしてしまいました」
岩田望来騎手(スリーパーダ=17着)「折り合いを欠いてしまいました。1200メートルで流れに乗れればでしょう」
石川裕紀人騎手(ウインシャーロット=18着)「最後は休み明けの影響ですね。前半は競馬になっていましたし、イメージ通りに運べたのですが…」