◆第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月3日、中山競馬場・芝2000メートル=1~3着馬に皐月賞の優先出走権)
芝とダートで勝ち鞍を挙げてきた個性派のサンライズジパング(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父キズナ)が、芝の王道路線でタイトルを獲得を目指す。
前走の若駒Sはダートの交流G3・ブルーバードCに賞金面で入らずに出走した一戦。しかし、大外に持ち出された直線では他馬が止まってみえるような末脚で鮮やかに差し切った。「中間に短期放牧を挟みましたが、引き締まった感じで帰ってきました。使うごとに手脚が軽くなっている感じがします」と平井助手は手応えを伝えた。
鞍上は通算8勝の「弥生賞男」武豊騎手。レジェンドの手綱で、初の重賞制覇を狙う。