【報知杯弥生賞ディープインパクト記念】11番人気のエコロレイズが4着 横山和生騎手「人気以上に走れそうだと思った」

4着のエコロレイズ(カメラ・荒牧 徹)
4着のエコロレイズ(カメラ・荒牧 徹)

◆第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月3日、中山・芝2000メートル=3着までに皐月賞の優先出走権、良)

 本番と同じ舞台で行われる皐月賞トライアルは、3歳馬11頭で争われ、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の6番人気・コスモキュランダ(牡、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)が早めの仕掛けから抜け出してV。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分59秒8。

 2着は3番人気のシンエンペラー(川田将雅騎手)、3着は9番人気のシリウスコルト(三浦皇成騎手)が入り、3連単は30万1710円の波乱となった。

 横山和生騎手(エコロレイズ=4着)「急遽の騎乗で手探りだったけど、返し馬でこの馬場もこなせそうな感触があり、人気以上に走れそうだと思った。しまいもじりじりと脚を伸ばしている。まだ体のフォルムが子供っぽいので、芯が入ってくればいいですね。順調にいってほしい」

 西村淳也騎手(シュバルツクーゲル=5着)「この馬の競馬はしたけど、休み明けのぶんですね。次はもっと良くなると思います」

 戸崎圭太騎手(アドミラルシップ=8着)「ゲートで動いてしまって、うまくスタートを切れなかった。新馬の頃と比べても成長がもうひとつ。もう少し力をつけてくれれば」

 横山武史騎手(ファビュラススター=9着)「返し馬からテンションが高かった。調教ではもたれずに走れていたが、気が入っているぶん、もたれそうだと感じた。工夫して右ムチを使ったけど、最後はもたれた。まだ粗削りですね」

 内田博幸騎手(ニシノフィアンス=10着)「頑張ってはいるけど、緩い馬場が初めてで進みが良くなかった。馬が柔らかく完成度としてはまだなので、今日は馬場が響いた」

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