◆第60回金鯱賞・G2(3月10日、中京・芝2000メートル、1着馬に大阪杯優先出走権)=栗東トレセン
昨年の中日新聞杯に続く重賞連勝を狙うヤマニンサルバム(牡5歳、栗東・中村直也厩舎、父イスラボニータ)は、29日にCWコースで6ハロン82秒7―11秒4と1週前追い切りを消化した。中村調教師は「3頭の一番後ろから脚を伸ばしてほしいと言う指示でした。時計的にも問題なく動けていた。気持ち体に余裕があるかなと思いますが、これで良くなってくると思います」とうなずいた。
昨年の夏は函館記念11着、札幌記念10着と結果が出なかったが、左回りのオクトーバーS、中日新聞杯と連勝中。しかも中京コースはこれまで5勝と相性は抜群。「走り慣れた条件でうまく流れが向いてくれれば」と指揮官。今回もいい競馬になりそうだ。