【大阪杯】昨年のダービー馬が抜群の切れ味発揮 堀調教師「順調」

躍動感ある動きを見せたタスティエーラ
躍動感ある動きを見せたタスティエーラ

◆第68回大阪杯・1週前追い切り(21日、美浦トレセン)

 第68回大阪杯(31日、阪神)に出走を予定する昨年のダービー馬タスティエーラが21日、美浦・Wコースの1週前追い切りで躍動感あふれる動きを披露した。単走でスタートすると序盤はゆったりと入り、徐々にスピードアップ。最後の直線では馬場の真ん中に進路を取ると、残り2ハロンからは11秒4―11秒2と抜群の切れ味を発揮し、6ハロンも82秒2と上々の動き。先週も80秒6―10秒9の好時計をマークしており気配の良さを漂わせる。

 堀調教師は「他馬への依存度が強く人と馬の関係の課題に向き合うためにあえて単走で追い切りました。フットワークにまだ重さが残っていますが順調に仕上がってきている印象」と感触を伝える。昨年は世代の頂点に立って以降、菊花賞2着、有馬記念6着と勝ち星から遠ざかる。古馬G1を制し、レベルが疑問視される4歳世代の強さを証明する。

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