日本調教馬が得意とするレースでサンデーサイレンス系種牡馬の産駒を重視した。本命はドウデュース。父は同系ハーツクライで2014年の覇者ジャスタウェイと同じだ。ダービーと有馬記念に勝利と能力の高さは説明不要。昨年は無念の出走取消となったが、今度こそ。
相手は香港のヴォイッジバブルと愛国のルクセンブルク。日本勢を苦しめる香港の中距離王ロマンチックウォリアーと僅差の勝負をしてきたことから、ここでも能力は足りる。以下はダノンベルーガ、メジャードタイム、ロードノース、穴候補にファクトゥールシュヴァル。
◎ドウデュース
○ヴォイッジバブル
▲ルクセンブルク
△ダノンベルーガ
△メジャードタイム
△ロードノース
△ファクトゥールシュヴァル
◆成田幸穂(なりた・さちほ) 1984年8月8日、東京生まれ。(株)サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。