期待値高し(美浦)

アーバンシック
アーバンシック

 こんばんは、坂本です。今日は美浦トレセンで勤務後、家に帰ってからお届けしています。

 さて、ようやくプロ野球が開幕しました。待ち焦がれていた野球ファンの方も多いと思われますが、帰宅する道すがらで感心することがあったんです。

 停車中に前の車を見てみると、左下にジャイアンツのステッカーが貼ってあるではありませんか。「ははあ、熱心なG党の方だな」とニヤリとしながら右上に目をやると、「ミスタージャイアンツ」と英語のロゴがガラス部分に描かれていました。「ずいぶん好きなんだなあ…」と思って正面に目をやると、ナンバープレートを見てさらにビックリ。なんと「・・・3」ではありませんか。まさしく長嶋茂雄終身名誉監督の背番号ではありませんか。何だか縁起が良いものを見た思いがした次第です。

 そんなところでそろそろ本題へいきましょう。まずは武井厩舎からいきましょう。皐月賞へ向かう京成杯2着のアーバンシック(牡、父スワーブリチャード)は、3月22日に帰厩して、今週はWコースで帰厩後初時計を出していました。自立して走れるようにする狙いで3頭併せで先行する形から追い切りましたが、スムーズな雰囲気で駆け抜けて、武井調教師は「こっちが思っている課題はクリアした形。そのなかで能力がめちゃくちゃあるのは確認できた」と、“武井節”がさえるほどでした。来週は横山武騎手がコンタクトを取る予定で、本番で面白い一頭になると思います。

 そして2歳勢も続々と入ってきています。3月20日にゲート試験に合格したゴーゴータカシ(牡、父モーリス)は、すでに放牧に出ています。指揮官は「体力があって、いきなり勝ち負けできるなという手応えがあります」ときっぱり。順調なら6月の東京デビューを視野に入れており、芝1800Mくらいからいきたいそうです。

 同じく3月20日にゲート試験に合格したスターウェーブ(牡、父キングマン)も、今週の水曜日にWコースでゴーゴータカシと併せて時計を出しています。こちらについては「スーパー優等生です。まだギアを隠しているような感じです」と、かなり奥がありそうな印象を口にしていました。こちらも早期デビューが期待できそうですね。

 トリリオンボーイ(牡、父マクフィ、母フィメールモナーク)は、3月27日にゲート試験に合格しています。「スピードがありそうです。北海道の芝1200Mでデビューさせたい」と、青写真を描いています。またビバリーヒルズの22(牡、父ミッキーアイル)は3月27日に入厩してきています。

 次は田中博厩舎の話題へいきましょう。こちらも2歳勢が早くから続々と入ってきています。ヴァルキリーバース(牝、父エピファネイア、母グロリアーナ)は、3月28日にゲート試験に合格して、来週には放牧に出される予定です。伯母に13年のジャパンCで2着に好走するなど活躍したデニムアンドルビーがいる血統馬です。田中博調教師は「背中がすごく良くて、いい馬です。まだ心身ともに幼いところはこれから成長してほしいですが、素材は良さそうです」と、高い評価をしていましたね。

 そしてプリティディーヴァ(牝、父Kingman、母Assurance)は、3月21日にゲート試験に合格したマル外です。こちらには「バランス良く走りますし、スピードがありそうです。女の子にしては馬体もしっかりしていて、素質はありそうです」と、こちらもなかなかな評価でした。どれも気になりますね。

 それでは今日のところはこのへんで。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル