京都11R・ユニコーンS・G3・馬トク激走馬=マルチャレアル
2戦目の京都1800メートルで勝ち上がり。ライアン・ムーア騎手の手綱で直線入り口で先頭に立つと、後続に3馬身差をつけた脚は光った。父がリアルインパクト、21年のブリーダーズCディスタフなどを勝ったマルシュロレーヌの半弟と母系には一本筋が通っている。
前走は5番手から向こう正面で一気に押し上げ先頭に立つと、直線はそのまま後続を寄せ付けず。京都のコーナー4つのコースへの適性を感じさせ、ルメートル騎手も素質を高く評価した。
出走予定だった伏竜Sは歩様に硬さが見られ、見送ったが、ここに向けての調整は実に入念。ルシフェル、セッション、ヒンドゥタイムズなど、厩舎の上級馬と併せて、地力がしっかり強化されている。3番枠から持ち前の機動力、立ち回りの巧みさを生かし、馬券圏内へ。