【中山11R・ニュージーランドトロフィー】2連勝の内容が優秀なキャプテンシーから入る。初勝利に4戦を要したが、2走前の未勝利Vはスローの逃げから直線は上がり2位タイの34秒0でまとめて押し切る好内容。阪神マイルでマークした1分33秒8は翌週に行われた朝日杯FSの勝ち馬と同じだった。
今回と同舞台となるリステッドの前走もマイペースの逃げがかない、直線は後続を寄せ付けなかった。2馬身差の快勝は翌日に行われたフェアリーSを1秒5も上回る優秀な時計(1分32秒5)。自分のリズムで運べた時のスピードの持続力は相当だ。
前走後はリフレッシュ放牧を経て、このレースを目標に順調に乗り込まれた。当レースは過去5年で逃げ切りが3頭のデータに加え、先週の中山の馬場は時計が速く前残り傾向だったのもプラス。3連勝の期待は大きい。
エコロブルームは重賞初挑戦の前走が小差2着。1、3着馬は次戦の重賞でも2着と好走しており、レースレベルを考えればチャンスは十分。ルージュスエルテの前走は後方からの競馬となったが、直線でしっかり脚を使えたのは収穫。