◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神・芝1600メートル)
この春も牝馬G1を中心に予想をさせていただきます! 今年の桜花賞は難解ですが、本命には阪神JFで2着に惜敗したステレンボッシュを。赤松賞から中2週でしたが、メンバー中最速の上がりで決め手の鋭さを発揮しました。速い上がりが求められるこの舞台で、全4戦中3戦で上がり最速の実績は心強いです。
中間は栗東で調整され、直前はCWコースで併せた相手を追いかける形からラスト11秒7で馬なり併入と、余裕がありました。母の父がキングマンボ系のルーラーシップで血統面からも逆転可能とみます。
対抗は5か月半ぶりの実戦となるチェルヴィニア。前走のアルテミスSで見せたゴール前の末脚はエンジンが違いました。最終追いは栗東・CWコースで3頭併せの真ん中からラスト11秒6。鋭い脚で最先着。その決め手を味方に、非凡な能力を発揮してほしいです。
▲にはライトバックを推します。デビューから厳しいレースを強いられてきましたが、速い流れが予想され、これまで以上のパフォーマンスが期待できるでしょう。
(フリーアナウンサー)
◆田中 歩(たなか・あゆみ)茨城県出身。客室乗務員を経てフリーアナウンサー転身。現在、グリーンチャンネル「海外競馬中継」など各メディアで活躍中。昨年のNHKマイルCをシャンパンカラーで制した美浦の田中剛調教師は実父。
【田中歩アナの印】
◎(12)ステレンボッシュ
○(18)チェルヴィニア
▲(11)ライトバック
★(9)アスコリピチェーノ
△(2)クイーンズウォーク
△(8)コラソンビート
△(7)スウィープフィート