【阪神11R・アーリントンカップ】まだ1戦1勝の身ではあるが、◎ジュンヴァンケットで十分勝負になると判断した。デビュー戦だった前走は、しっかりと折り合いがつき、抜群の手応えで直線へ。外に持ち出すと一気に加速し、上がり3ハロン33秒4の切れ味でまとめて差し切った。2着馬に5馬身の差をつけたように、搭載エンジンが違っていた。
栗東・友道厩舎らしく、最終追い切りは栗東・坂路で56秒4―12秒6とソフトな調整だが、3日の1週前追い切りで皐月賞に出走するジャスティンミラノに遅れたものの、CWコースで6ハロン83秒4―11秒3。しっかりと併せ馬を消化できており、状態に不安はない。ペースの違いや相手強化など課題を乗り越え、マイル戦線の新星誕生を期待したい。
同厩舎のシヴァースはきさらぎ賞で勝ち馬とタイム差なしの3着。初戦の内容から、どんな競馬でもできるのが強み。初戦で非凡な瞬発力をみせたグローリーアテインは折り合いひとつ。キャリアが豊富なポッドテオも大崩れはなさそうだ。