今週で引退する勝浦正樹騎手=美浦・フリー=が、4月13日の中山3R・3歳未勝利(ダート1200メートル、15頭立て)で、4番人気のキングクレオール(牡3歳、美浦・和田雄二厩舎、父マジェスティックウォリアー)で勝利した。勝ち時計は1分11秒9(良)。
11番枠から出て、道中は6番手。直線は外から伸びてタッカーバレットをゴール前で首差捕らえ、真っ先にゴールに飛び込んだ。鞍上は「(騎乗は)初めてだったけど、前走、前、前走のレースをみてチャンスはあると思っていました。外枠でスムーズにかぶらず行けたし、追ってからもしっかり反応してくれました。結果を出せて本当に良かった。オーナーに最後に乗せていただいて感謝です。やっぱり勝つのは気持ちいい。これを味わえなくなるのは残念です」と笑顔で振り返った。