中山12R・袖ケ浦特別・注目馬=ハヤブサジェット
前走昇級3戦目となった1勝クラスを難なく通過したダノンレジェンド産駒。初戦は熱中症の症状が出て参考外。2走前はスタートでつまずいたことで控える形から外めを運び、直線2着まで追い上げた。30キロ増の体が10キロ締まった前走は中団から鋭脚が炸裂。初めての中山コースにしっかり対応、着差以上の強さだった。
中間は3月28日に外厩・KSトレーニングCから帰厩し、Wコース長めから時計4本。活力にあふれ、持ち前の加速力に磨きがかかっている印象だ。この馬の能力を高く評価する石川騎手が1列、2列後方からの競馬を試したことで、脚質にも幅が出ており、道中スムーズなら、昇級いきなり差し切るシーンがあっていい。競馬がしやすい外め12番枠も好材料だ。