馬トク報知の2024年のPOG情報は紙面&プリント&動画の3本立てです。紙面はPOGブログでおなじみのヤマタケ(山本武志)、坂本達洋に、水納愛美の3記者が、お薦め2歳馬の厳選情報をお届け! YouTube動画は第2弾が来週公開、プリントはあす18日から発売予定です。ドラフトに向けてぜひ馬トクをご活用ください。
ヤマタケ(以下「ヤ」)「今年もこの時期か。関西は僕だけじゃ頼りないと、援軍を投入することになりました」
水納(以下「水」)「よろしくお願いします!」
坂本(以下「坂」)「今年はハーツクライ産駒もいなくなって、ますます種牡馬戦国時代の予感。僕は新種牡馬のサートゥルナーリアが気になっています」
水「よく高い評価を聞きますよね」
ヤ「サートゥルがロードカナロアの子供ということで距離がどうかと思っていたけど、取材では『クラシック向き』という馬が多かったなぁ。栗東ではジェゼロに注目かな。兄にマイルCS勝ちのステルヴィオがいるセレクトセール当歳の3億円ホース。須貝調教師は『距離はもつと思うし、全然心配していない。本当に素晴らしい馬』と高評価です」
坂「美浦ではマックスキューが先週入ってきました。鹿戸調教師が『すごく馬体も良くて、進み具合もいい』と高く評価しています」
ヤ「サートゥルの兄、エピファネイア産駒に好感触の馬が多かったなぁ。デアリングタクトが20年に無敗牝馬3冠を達成した翌年、つまり繁殖の質が上がりそうな年に種付けした世代だよね」
水「私はその杉山晴厩舎のフィオレストラーダが気になっています。『バランスがすごくいいですし、顔もすごくキリッとしている』とトレーナー。デアリングに続く活躍を期待です」
坂「僕は今年も早めの勝負です。ゲート合格済みのアルレッキーノは現3歳の姉チェルヴィニアなど近親に活躍馬がずらり。国枝調教師は『芝の軽い馬という感じ。ちょうどいいサイズで、点数は高い』と評価していました」
ヤ「今年の皐月賞馬を出した友道厩舎からはジュントップヒトミの22。現3歳のジュンゴールドの妹で、実は昨年から『この下の妹が牝馬だけどいいんだ』と友道調教師から聞いて、ずっと覚えていたのよ」
水「私はダイヤモンドディーバの22の方が気になります。『動きも柔らかくて、距離ももちそうな感じ』と明らかにクラシック向きで、友道師が一番楽しみにしてるんじゃないか、と」
ヤ「栗東で早いのはショウナンザナドゥ。すでにゲートは受かっています。松下調教師は『軽くて、バネがある』と好感触だったよ」
坂「もう一頭、速攻要員でスターウェーブ。セレクト1歳セールで3億円ついたんですよ。武井調教師は『スーパー優等生です』と期待しています。マイル路線になるでしょうね」
ヤ「水納は気になる種牡馬はいるの?」
水「友道、矢作厩舎にウートンバセットという聞き慣れない馬の子供がいたんですよね。友道師はその一頭、パーティハーンについて『何の注文をつけるところもないぐらい、いい馬』であとは適性だけ、と。適応すれば、とんでもない大物を出すかも!」
坂「来週はYouTube動画の第2弾も配信する予定ですよね」
水「今回は私も参加します」
ヤ「あす発売予定の馬トクプリントには、今年もお勧め馬を書きましたよ」
水「少しは当ててくださいね」
ヤ「…」
「馬トクPOGプリント2024」18日12時から発売
報知新聞社は「馬トクPOGプリント2024」を全国の主要コンビニ、スーパーのマルチコピー機で18日12時から発売します。
ぎりぎりまで詰め込んだ最新情報、社台グループの牧場で育成された2歳馬たちのスタッフコメント、血統を含めたプロフィールのほか、ヤマタケ(山本武志)記者の厩舎レポートや注目馬リストなどがぎっしり詰め込まれています。全牧場版は131頭掲載して600円(税込み)、ノーザンF早来・空港牧場写真版は76頭掲載して1600円(税込み)。POGのお供にぜひご購入ください。