新たな予感(栗東)

武英智調教師
武英智調教師

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。早速、行ってみましょうか♪

 さて、つい2日前、17日のこと。食事から帰り、自宅のソファーに座っていると、手にしていたスマホが突然震えました。そこには地震情報の文字。ただ、家は全く揺れていません。詳しく見ると、防災情報を登録している大分県が震度5強だという。当然、実家が気になります。すぐにオカンに電話。非常に揺れたけど、家具や食器などは大丈夫とのこと。翌日も大きな混乱はなかったことを確認し、ホッとひと息ついたのですが、こういう天災は当然、想像できないから離れているからこそ非常に怖い。

 実はこの日、家に電話しよかと考えていたんですよ。実は4月17日、13年前に亡くなった父の誕生日でしてね。実はオカンが4月24日生まれで、うちの両親はたまたま誕生日がちょうど1週間違い。だから、特にこの二人の誕生日はしっかりと覚えています。だけど、随分と前の父の誕生日でわざわざ電話しなくても…、と思ってしまったら、この地震です。まぁ、父がたまにはオカンに声を聞かせたらんかい、と天国から伝えたかったんでしょうかね。

 ということで、1週後のオカンの誕生日にはちゃんと電話をかけようと心に誓いつつ、そろそろ本題へ。今日も2歳馬情報を中心にお伝えしましょう。今日は武英厩舎。当ブログでたっぷりとお伝えするのは初めてですかね。今年はJRA・G1を初制覇あり、メイケイエールの引退ありとスポーツ紙の紙面でも注目を集めています。

 その2歳馬の筆頭で取り上げるのがヴェーヌドール(牡、父エピファネイア、母チェルシークロイスターズ)です。馬主はG1レーシング。すでに栗東に入って、ゲート試験に合格しています。入る前の取材にはなるんですが、「1歳で見た段階から、これ1年間違っているんじゃないかなと思うぐらい馬体が雄大でした。重く出るのか、軽く出るのかというところはありましたが、すごく走って軽いという話です」と武英調教師はかなり楽しみにしていました。近いうちに実際に見た印象も聞いておきます。

 続いては社台RHのベイラム(牡、父サートゥルナーリア、母ベイトゥベイ)です。こちらは兄に重賞ウイナーのスワーヴアラミスを持ちます。実は武英調教師、アラミスの1歳から2歳の育成時に技術調教師をしていて、社台Fで実際に乗っていたそうなんですよ。「本当に緩い馬で、バランスはまだまだ良くなかった。ただ、能力は感じるなという感じだったのですが、その子から比べると随分いいな、と。まとまりがあります。サートゥルナーリアは見た目にいい馬が多いので、その見た目と走りが伴ってくれればと思っています」と分析。POGという観点でも、楽しめる一頭じゃないでしょうか。

 続いてはシーラスストリーク(牝、父キズナ、母ジェットセッティング)です。馬主はサンデーRで、兄にダートで活躍するペースセッティングがいます。この馬は5月3日と遅生まれ。「ちょっと先になるかもしれないですけど、典型的な走るキズナ産駒という感じがしています。初めて見た時からまとまりのあるいい馬でしたね」と評価は高いです。「ダートでうまく育てて行ければ、大化けしそうな感じがします」と口にするのがザセンチュリー(牡、シニスターミニスター、父シティウェルズ)です。オーナーは安原浩司氏。兄にはリッケンバッカーなどがいます。「きょうだいが皆、気の悪さがありますよね。ただ、すごくいい馬なんです」と手応えを感じているようです。

 厩舎ゆかりの血統にいきましょう。アドマイヤサブリナの22(牝、父ドレフォン)は「ジューン」の冠名でおなじみの吉川潤オーナー。姉にOP馬のジューンオレンジ、現3歳の兄にジューンテイクがいます。「この血統は牝馬に出ると、ちょっと華奢ですけど、この馬は切れキャラというか。レースで爆発的に切れるのはこういう馬なのかなと思っています。ただ、性格的にも切れそうなのでどちらに転ぶか。けど、楽しみです。みんな、走ってくれる血統ですから」と笑みが浮かびます。

 もう一頭、兄にペプチドソレイユがいるペプチドヴィーナスの22(牡、父ミッキーアイル)ですね。オーナーは「ペプチド」の沼川一彦さん。この馬、上の3頭がすべて新馬勝ちしているらしいんですよね。「この2歳馬が一番スピードはありそうです。ミッキーアイルはウィリアムバローズなど距離がもっている馬が多い。距離も今のところはもつんじゃないかなと思っています」と話していました。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

福島8R・7フラッシングレート(前走時も取材の感触から◎。生野助手は「短期放牧明けですが、状態は変わらず。十分にチャンスはあると思います」と今回も力強い)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

京都4R・14ダノンウィルヘルム(非常に怖がりな面は徐々に解消。とはいえ、大外枠は歓迎材料)

京都10R・10コンスタンティン(前回はいいメンバーでの差し競馬。先行策から踏ん張った点を評価)

東京10R・4リサリサ(2着だった3走前と同じ4番枠から一撃狙う)

東京12R・15ミルトハンター(外枠でも積極的な競馬で踏ん張る)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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