【京都11R・天王山ステークス】◉サンライズアムールが主役を務める。昨年の4月にオープンに昇級してからはひと押しを欠いていたが、3走前の藤森Sで好位から抜け出して快勝した。前走のすばるSは初の1400メートル戦で少し行きたがってしまったのが響いて3着だったが、それでも勝ち馬とは0秒1差に踏ん張っており、負けて強しのレースぶりだった。
この中間は爪の不安でひと息入ったが、17日の最終追いでは栗東・坂路で池添がまたがり51秒6―11秒8を楽々とマークしており、仕上がりは良好だ。今後の重賞戦線に出走するためにも、賞金の加算は必須。ここは負けられない。
相手探しだが、まずはパラシュラーマを。3走前はリズムを崩して11着に大敗したが、ここ2走は〈4〉〈3〉着と軌道に乗った。もまれ弱い面が残っており、この枠の並びなら力を発揮できそう。2走前の令月Sで2着のヴァガボンドは、前走の大敗から立て直してきた。今回着用するブリンカーの効果が出れば。差しに転じて新味が出たサトノテンペストは展開ひとつで。