4月20日の東京9R・新緑賞(3歳1勝クラス、芝2300メートル、11頭立て)は、3番人気のリアレスト(牡3歳、美浦・尾関知人厩舎、父リアルスティール)が、直線で力強く抜け出して2勝目を挙げた。勝ち時計は2分18秒8(良)。
道中は9番手を追走。4コーナー回った時点でも後方3番手に位置していたが、直線で鞍上からゴーサインが出されるとメンバー最速となる上がり3ハロン34秒8の末脚で差し切った。田辺裕信騎手は、「スタート次第で前を取りたいと思っていましたが、二の脚のところで他馬にかぶされた形になり予定よりポジションを下げることになりました。競馬は淡々としていて、前との位置を測りながら行きました。どれだけ伸びるかと思っていましたが、思った以上に反応が良かったです。調教より実戦の方がいいイメージでした。まだ緩いところがあるので成長の余地がありますね」と今後に期待していた。