【京都11R・読売マイラーズカップ】安田記念への前哨戦だが、力量差がはっきりとしたメンバー構成だ。なかでも◎ソウルラッシュを買いたい。3走前の京成杯AHではトップハンデの59キロだったが、好位から抜け出して22年の当レース以来、久々の勝利となった。続くマイルCSではナミュールの切れに屈したが、22年の4着から着順を上げ、地力アップを証明した。香港マイルの4着も、初の海外遠征を考えれば高く評価していい。
栗東・CWコースでラスト1ハロン10秒台を3週連続でマークした。推進力も抜群で、まさに重戦車のような走り。コンディションは万全だ。ここ2戦ではセリフォスに先着しており、今回は斤量も1キロのアドバンテージがある。勝って安田記念へ。 22年のマイルCS勝ち馬セリフォスは、安田記念を見据えた仕上げのぶん対抗にとどめた。それでも体調が整わなかった昨秋より雰囲気はよく、好枠を生かして逆転も十分あり得る。割って入るとすれば新興勢力の▲ニホンピロキーフか。前走が余力十分だった上に、マイルの適性も高い。