【天皇賞・春】スタミナ豊富なワープスピードが悲願へ 高木調教師「三千以上になって崩れず走れている」

4月17日に1週前追い切りを行ったワープスピード(右)
4月17日に1週前追い切りを行ったワープスピード(右)

◆第169回天皇賞・春・G1(4月28日、京都競馬場、芝3200メートル)

 スタミナ豊富なワープスピード(牡5歳、美浦・高木登厩舎、父ドレフォン)が、悲願へ好気配を示す。

 前走の阪神大賞典は6番人気だったが、中団追走から2周目の向こう正面でポジションを押し上げ、直線はブローザホーン(3着)との競り合った末、2着になった。これでオープンに昇級した3走前から3000メートル以上の重賞で4、3、2着。春の大一番に向け、着実に力をつけてきた。

 高木調教師は「スタミナはある。変わりなく順調。前走は不器用な面が出て、少し後ろになったけど、早めに動いて力は出してくれた。3000メートル以上になって崩れず走れている」と手応え十分。三浦皇成騎手との6戦ぶりのコンビで戴冠を目指す。

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