【天皇賞・春】武豊騎手と71年ぶりの偉業に挑むサリエラを馬房も後押し? 陣営「距離に融通の利く馬です」

吉兆の馬房でゆったりと休むサリエラ(カメラ・山本 武志)
吉兆の馬房でゆったりと休むサリエラ(カメラ・山本 武志)

◆第169回天皇賞春・G1(4月28日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月22日、栗東トレセン

 1953年のレダ以来となる牝馬Vを目指すサリエラ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)は栗東トレセンに滞在して調整している。愛馬の落ち着いた様子を確認した椎本助手は「(桜花賞制覇の)ステレンボッシュも同じ馬房だったし、(2009年の勝ち馬)マイネルキッツもここだったみたいです」と笑顔で明かした。

 3400メートルだった前走ダイヤモンドSでも2着と好走。「距離に融通の利く馬です。ディープ産駒らしいという感じで、すぐに仕上がります。ジョッキーも天皇賞が大好きだと思いますし、令和の盾男になってほしいです」と前人未到の9勝目を狙う武豊の手綱さばきにも期待した。

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