開幕カード(栗東)

ショウナンザナドゥ
ショウナンザナドゥ

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今週から調教開始時間が6時になったのは昨日、お伝えした通り。始動が早くなるぶん、仕事の終了時間も早くなります。実はワタクシたちの行きつけの居酒屋で、老夫婦がやっているお店があるんです。安養寺という場所にあるんですが、恐らく午後7時半にはラストオーダー。ということで、仕事が終わるのが遅い冬場はなかなか行けなかったんですよ。水曜日によーやく行けるな、とお店に電話したんですが、何回かけてもつながらず。そして、木曜日も全くつながらず…。まさか体調面か何かで閉めちゃったのかと不安になって、実際にお店まで行ってみたんですよ。すると、看板のライトは輝いている。あらら、何で?

 お店に入ると、いつものスタッフの皆さんたち。すぐに聞きました。「電話番号変えました?」。すると即答で「変えてないよ」の一言。首をかしげながら、最初の一杯を飲もうとしたんですが、原因が判明しました。「電話線が入ってなかったわ」。実は少し前に電話線の配線工事を行っていたようで、その時から電話線がつながってなかったというんです。いやいや、お店でしょと突っ込みつつ、こんなほっこりとしたムード(もちろん、このお店が珍しい事例)が栗東らしい、のかな…。帰る時なんて、夫婦二人で「今度は電話大丈夫だから」ですもんねね。これからもたっぷりとお世話になりそうです。

 ということで、少々寝不足なので、早速本題へ。今日も栗東からナマ情報をお伝えしたいと思います。

 まずは栗東での取材から。橋口厩舎にダノンフェアレディ(牝、父キズナ、母メチャコルタ)が戻ってきています。今週の坂路では52秒6―12秒3の好時計をマークしました。「完成度が高いと思うし、いいスピードがある。牧場では右手前でしか走っていなかったみたいだけど、手前を変えてから、しっかりと伸びていました」と山手助手の評価も高かったです。現時点では京都初日の芝マイルを視野に入れているとのこと。また、橋口調教師にも話を聞いておきます。

 橋口厩舎ではイサナ(牡、父デクラレーションオブウォー、母エイドローン)も徐々に動かし始めています。適性などはこれから探ることになりそうですが、「跳びが大きくて、いい脚を使えそう」とのこと。こちらも、また話を聞いておきます。

 さて、京都初日の芝マイルといえば、松下厩舎のショウナンザナドゥ(牝、父キズナ、母ミスエーニョ)が池添Jで参戦を表明しています。今週は坂路で軽めの併せ馬を消化。「軽い感じで、動きは良かったです。気性も大丈夫っぽいです」と松下調教師は説明してくれました。追い切りではなく、普通のところで池添Jが一度乗ったらしいのですが、いい手応えを持ってくれたとのこと。来週の追い切りには騎乗予定とのことですよ。

 最近の入厩馬といえば、ツイッターでも少し触れましたが、昨日かな、中内田厩舎にリバティアイランドの妹になるマディソンガール(牝、父キズナ、母ヤンキーローズ)が入ってきましたね。あと、須貝厩舎にはお伝えした通り、ウィルサヴァイブ(牝、父アルアイン、母クラシックリディア)。さらに、血統上では伯母になって、シュトラウスの妹になる池添厩舎のリンゲルブルーメ(牝、父ドレフォン、母ブルーメンブラット)は栗東に戻ってきましたね。これからデビューへ向けての調整を始めていくと思います。

 ここからはPOG情報。今日は今週末のヴィクトリアMで人気のマスクトディーヴァを送り出す辻野厩舎の2歳馬を少々取り上げたいと思います。

 まずは、今栗東にいるドバイミッション(牡、父ダイワメジャー、母ウィズアミッション)ですかね。馬主は亀井哲也氏。セレクト当歳セールで5600万がつき、従兄弟に欧州G1・3勝のベストソリューションがいます。馬体が大きいと聞いていましたが、確かにデカい。「いかにもダイワメジャー産駒らしい馬。スピードタイプで、ウチの厩舎では最も早い組になると思います」という辻野調教師の説明通り、夏競馬がターゲットになるんでしょうかね。

 こちらもすでに栗東に入っているポッドデューク(牡、父イスラボニータ、母コッパ)。こちらは馬主が小川眞査雄氏。セレクト当歳セールで5500万円がつき、全兄にマイルのオープン戦線で活躍するトゥードジボンがいます。「コロッとしたマイラーらしい体つきをしています。母系の影響が強く出る血統なのかもしれません」とのことで、こちらも早期の始動が見込めそうです。

 そして、今日の最後はファラオ(牡、父エピファネイア、母リトルブック)です。馬主は石川達絵さん。ダービー馬ロジャーバローズの弟で、セレクト当歳セールで5200万円がつきました。「父がエピファネイアに替わったことで、少しイメージが違います。見た目はできてしまうでしょうが、体力が付ききっていないうちは無理をしたくない。じっくりと時間をかけることになるでしょう」とのこと。ロジャーバローズの下は結構、矢作厩舎に入っていましたが、どの馬も成長曲線が緩やかでしたからね。ただ、どこかで大物出ないかなと思ってますが…。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

新潟7R・5ラテラルシンキング(ここは前が結構流れそうな雰囲気。末脚が生きる競馬で、2走前に好内容だった距離で)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

東京8R・9エミサソウツバサ(前回は早めに動いては厳しい競馬でもバッタリ止まらず。やはり、スタミナあり。この舞台で)

京都2R・7フェールブリエ(前走は距離延長で内容がグンと良化)

京都11R・7リューベック(前回の敗因は道悪。ポテンシャルはここなら上位)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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