◆第85回オークス・G1(5月19日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月13日、栗東トレセン
ライトバック(牝3歳、栗東・茶木太樹厩舎、父キズナ)が、自慢の豪脚で樫の女王を目指す。3着だった桜花賞のラスト3ハロンは、メンバー最速の32秒8。さらに直線の長くなる東京なら―、と期待感を抱かせる内容だった。「この馬の形のレースをしてくれれば」と高橋一助手も期待を込めた。
昨年のアルテミスSでは、道中で口を割るシーンもあり4着に終わったが徐々に折り合い面の不安も解消。ラストの脚は確かなだけに、今回はゆったりとしたペース、一気の4ハロン距離延長への対応はカギになる。「桜花賞前も折り合いが良くなっている感触はありましたが、またちょっと我慢できるようになってきている。昨日(12日)にCWコースを2周しましたが、我慢できていた」と確かな成長を実感している同助手。「心肺機能がいい」と距離も問題なしを強調した。