5月18日の京都9R・メルボルンT(3歳1勝クラス、芝1600メートル=13頭立て、モアニが出走取消)は単勝2番人気のスマートワイス(牡、栗東・大久保龍志厩舎、父ロードカナロア)がゴール前で単勝1番人気のアルトゥーム(牡、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス)を差し切り、2勝目を挙げた。勝ち時計は1分32秒9(良)。
道中は好位からの追走。直線では前を射程圏にとらえつつ、武豊騎手=栗東・フリー=の左ステッキで加速すると、最後はアルトゥームの前に出て、半馬身差をつける完勝だった。
同馬は同じ大久保厩舎で重賞4勝を挙げ、2013年の秋華賞でも2着だったスマートレイアーの子供。父の主戦でもあった武豊騎手は「やりたいレースができました。器用さが全くないので、ああいう形で競馬できればと思っていました。能力はありますね」と振り返った。大久保調教師も「まだ成長の余地がありますし、先々が楽しみです」と満足そうな表情だった。今後は未定。