【京都11R・鳴尾記念】実力のある古馬と勢いのある4歳馬が2頭参戦して、見応えのある一戦となった。狙い目は◎ヨーホーレイクだ。屈腱炎での休養を余儀なくされ、2年2か月ぶりの実戦となった金鯱賞で3着と好走。強い勝ち馬には離されたものの、2着ドゥレッツァからは1馬身差で地力の高さを示した。前走の新潟大賞典は、59キロのハンデ、さらに1番枠で馬場が悪いところを走らざるを得ないなかで、メンバー最速の上がり33秒5をマークして3着に追い上げた。
今回が復帰3走目となるが、間隔を詰めて使えるのは、状態がいい証拠だろう。23日に栗東・CWコースで3頭併せを行い、岩田望が乗って6ハロン83秒6―11秒1をマーク。体調に関しては不安はない。21年の日本ダービーは7着だったが、直線でスムーズならもっと着順は上がっていた。22年の日経新春杯V以来の完全復活に期待する。
6戦5勝の素質馬、ロードデルレイが強敵。右回りは少しもたれるが、その点を矯正できれば勝ち負けに。昨年の覇者ボッケリーニも、モレイラとの再コンビで巻き返しは十分。