◆第29回マーメイドS・G3(6月16日、京都競馬場・芝2000メートル)追い切り=6月13日、栗東トレセン
福島牝馬Sで重賞初制覇したコスタボニータ(牝5歳、栗東・杉山佳明厩舎、父イスラボニータ)が重賞連勝を目指す。レース前日は角馬場で体をほぐし、坂路を64秒9―14秒7のキャンターで最終調整。「追い切ってから体が膨らんできた。元気いっぱいですね」と杉山佳調教師は充実ぶりに目を細めた。
前走は直線で1度は進路を失いながらも、外に切り替えてから目の覚めるような豪脚で差し切った。「前回くらいからラスト1ハロンの反応が良くなっている。内でゴチャつくよりは、9番枠なら許容範囲だと思います」とトレーナーもうなずいていた。