6月15日の函館5R・2歳新馬(牝馬限定、芝1200メートル=7頭立て)は、叔父にシルバーステートがいる2番人気のヴーレヴー(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎、父サトノクラウン)がハナを奪うと、そのまま押し切って白星発進を決めた。勝ち時計は1分9秒2(良)。
スタートを決め、危なげのないレースぶりで2着のチギリに1馬身半の差をつけて逃げ切りV。浜中俊騎手は「二の脚の勢いがついてからは速く、スピードがあると思っていたので、期待通りの走りでした。前向きさがいいところでもあり、危うさでもある」と素材の良さとともに課題を口にした。
武幸四郎調教師は「順当勝ちですね。レース後も力が入ってしまって、もうちょっとリラックスしてほしい。でも勝ち切ってくれたので良かった」と笑顔だった。