【東京5R・2歳新馬】6番人気ショウナンマクベスが逃げ切り 岩田康誠騎手「最後は後ろが来るだけ反応してくれた」

デビュー勝ちをしたショウナンマクベス(右、カメラ・荒牧 徹)
デビュー勝ちをしたショウナンマクベス(右、カメラ・荒牧 徹)

 6月15日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=8頭立て)は、6番人気のショウナンマクベス(牡、美浦・武市康男厩舎、父リオンディーズ)が、鮮やかに逃げ切ってデビュー戦を白星で飾った。いとこに2022、23年の年度代表馬に輝いたイクイノックスがいる血統。勝ち時計は1分35秒6(良)。

 前向きな気性を踏まえ、スタートを決めてハナを主張。マイペースでリズム良く運び、直線では外からミンストレルソングに競られたが、しぶとく二枚腰で逃げ切った。

 岩田康誠騎手は「楽に行けたし、最後は後ろが来るだけ反応してくれた。結構、ムキになるので、これから競馬を覚えていければ」と振り返った。

 武市調教師は「もともと気性が前向き過ぎるので、岩田康騎手とは半端な競馬はしないようにと話していた。最後に(相手を)待って、もうひと伸びしてくれて、すごく収穫があった」と笑いが止まらなかった。

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